LayerBuilderに関する不具合情報

2007年2月26日

症状1

LayerBuilderで.layerファイルを保存したときに、ドーピング濃度が別の値で 保存されることがあります。

対象パッケージ

Apsys2006.7, Lastip/Pics3d ver.2006.11

詳細

手作業で.layerファイルを変更した場合、ドーピング濃度が1e+20のときに限り、保存後のドーピング密度が 1e+2に変わってしまいます。ドーピング密度の指数部の桁が3桁(例:1e+020)の場合には この不具合は発生しません。

症状2

LayerBuilder上でSchottky電極の設定を行う際、"Work function"の値を指定した場合に限り 設定内容が保存されません。

対象パッケージ

Apsys2006.7, Lastip/Pics3d ver.2006.11

詳細

Schottky電極のパラメータを"Barrier"で指定した場合には正常に設定内容が保存されますが、 "Work function"で指定した場合には保存されません。

対処方法

クロスライトソフトウェア日本支社のWebサイトから修正済みのLayerBuilder.exeとLayer3d.exeを入手して、 インストールフォルダのGUIフォルダに上書きコピーしてください。

LayerBuilder.exeとLayer3d.exeを入手するには、次のリンクをクリックするか、右クリック後、 「対象をファイルに保存」メニューからファイルを保存してください。

<<修正版LayerBuilder.exe>>

<<修正版Layer3d.exe>>