症状1
VCSELのシミュレーションにおいて、.layerファイル中のvcsel_sectionで
core_radiusパラメータを使用している場合、LayerBuilderで編集・保存を行うと
core_radiusパラメータが削除されるという不具合が生じます。
症状2
VCSELのシミュレーションにおいて、LayerBuilderを用いてDBR層を
コピー&ペーストで複数作成した場合(例:n-DBR, p-DBR)、
後から作成したvcsel_sectionが
それ以前のvcsel_sectionの内容を上書きしてしまうという不具合が生じます。
(具体例:n-DBR層をコピー&ペーストしてp-DBR層を作成すると、n-DBR層も
p-DBR層と同じ設定に変わってしまう)
対象パッケージ
Pics3d ver.2006.11
対処方法
クロスライトソフトウェア日本支社のWebサイトから修正済みのLayerBuilderを入手して、
インストールフォルダの下のGUIフォルダ(標準のインストール場所はc:\crosslig\GUI)に
上書きコピーしてください。
LayerBuilderを入手するには右クリック後、
「対象をファイルに保存」メニューからファイルを保存してください。
<<修正版LayerBuilder>>
ダウンロード後、WinRAR等のツールで展開してください。
展開時にパスワードを要求してきますが、パスワードは
クロスライトソフトウェア
日本支社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
展開が終了すると、フォルダが作成され、その中にlayerbuilder.exeと
layer3d.exeが入っていますので、それらをインストールフォルダの下のGUIフォルダに
上書きコピーしてください。以上で更新作業は終了です。